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守護霊
21 名前:1/6[sage] 投稿日:2009/09/01(火) 11:19:06 ID:AkeBpdxc0
小学生の頃、同じクラスに好きな子がいた。
美人ってタイプじゃなかったが、笑顔の可愛らしい子だった。
大きな前歯が狭い顎に窮屈そうに納まってて行き場をなくした八重歯も含めて、
笑うとたまらん可愛かった。
大好きだったのに、そこは大バカ消防男子、俺は仲間と一緒にその子に
ちょっかいかけまくり、「牙持ち吸血鬼」などとからかいまくり
嫌われまくってた・・・orz

俺たちの小学校は全員同じ中学に進学するため、卒業式もそんなに感慨はない。
はずだった。
当時サイン帳をまわして書きあうのが常だったが、俺たちバカ男子は
「どーせ中学行っても同じメンツじゃんか」と、自分のサイン帳も用意しなかったし
人のにも書かなかった。
だが、俺は後々死ぬほど後悔することになる。
頭の良かった牙(と彼女を呼んでいた)は私立の女子校に行ってしまった。

その後、中学も卒業間近になったとき、ふと小学校の頃のサイン帳の話になった。
友人Aがぼそっと「牙、どうしてるかな」と言った。
「俺、あいつのことちょっと好きだったw」と唐突に爆弾を落とした。
「実はサイン帳もこっそり書いたんだよね〜」と追加爆撃。
更に友人Bも「俺も違う中学に行くって聞いてたから牙のサイン帳は書いたよ」と。
結局サイン帳を断ったのは俺だけだった。
それから、誰が好きだったのかの自白大会に発展し、なぜか俺は牙が好きだったとは
言えないまま、その日は解散した。
やがて別々の高校に進学した俺達は次第に疎遠になり、俺は親父の都合で地方に引越し、
高校も転校、完全に故郷との連絡は途絶えた。

22 名前:2/6[sage] 投稿日:2009/09/01(火) 11:20:26 ID:AkeBpdxc0
引っ越してしばらくした頃、夜中に試験前の付け焼刃的な勉強をしてた時、
ふと気配を感じて振り返った。
セーラー服姿の牙が立っていた。
背も髪も伸び大人びていたが、笑った口元の八重歯はそのままだった。
彼女は机に広げていた数学のノートを指差し、「その問3、間違ってるよ」と笑った。
「ほら、○○して△△して××だよ」と説明して消えた。
「牙!!!!!!」
呼んでみたが、既に消えた後。
俺は牙が死んだと悟った。
呆然として問3をみつめた。
あんなに苦労していたのに、牙の分かりやすい説明を聞いて
理解すると何てことない問題だと分かった。
俺は鼻水をたらしてボロボロと泣いた。
翌日のテストの最後の問題として、問3と同じ問題が出た。
新しく出来た友人達は「お前、あの問題できたのか?」と驚いていた。
俺は決して数学が得意じゃなかったし、みんな最後の問題でつまづいていたからだ。
そこでまた鼻の奥がつんとしてきた。
号泣の予感にヤバいと思い、テキトーにごまかして慌ててその場を去った。

正直、小学生時代の初恋をずっと覚えていたわけじゃない。
何人か好きになった子はいたし、彼女がいた時期もあった。
だが、スケベ心なく純粋に相手を思うなんてことは獣のような高校生では
最早ありえない、ましてもうこの世にはいない人だと思うと切なかった。

更に数年後、俺は3流大学に進学し、3流なキャンパスライフを満喫していた。
テニス、スキー、何でもありサークルで遊びまくり、勉強もそこそこにバイトに
精を出しコンパを渡り歩く毎日。
バンドブームに乗っかってギターを弾いて小汚い狭いライブハウスに出るために
バイト代をつぎ込んでいた。

23 名前:3/6[sage] 投稿日:2009/09/01(火) 11:21:32 ID:AkeBpdxc0
ある時、些細なことからボーカルといざこざを起こした。
ライブを3日後に控えていたが、大喧嘩に発展してしまった。
俺も意地っ張りだが、相手も相当なもんで、前日になっても修復はならず、
ドラムやベースも呆れて解散の危機か・・・という時、
再び牙が俺の前に姿を現した。
長い髪の先の方だけに緩やかなパーマがかかった篠ひろ子なスタイルだった。
メイクもしていて明らかに高校の頃見たのより成長していた。
幽霊も年を取るのか?と思ってると
「カッツン(俺の子供の頃のあだ名)、自分を曲げることがかっこいい場合も
あるんだよ」と相変わらずの八重歯な笑顔。
一瞬ポカーンとしたが、今度こそ何か話したいと思った。
「俺は謝らないぜ」って、オイ・・・何言ってんだ・・・orz
牙はニヤリとして消えた。
「待て!牙!違うって!(何が?orz)」
俺は無性にムカつきながらも家を出た。
結構夜も更けていたが原チャリを飛ばしてバンドメンバーの家をまわった。
友人知人にチケットを押し売っていた手前、一緒に出る予定のバンドの手前、
ライブハウスの手前、ドタキャンは出来ないと皆分かっていた。
ボーカルも謝るきっかけを失っていたと頭を下げてくれて、
ライブには無事出演することが出来た。
バンドは就職とともに解散したが、いまだにたまに飲みに行くいい仲間として
交流があり、流行のオサーンバンドをやるか?っていう話もある。
嫌なことも多々ある中、そういう楽しみを持てるのは幸せなことだ。

24 名前:4/6[sage] 投稿日:2009/09/01(火) 11:22:21 ID:AkeBpdxc0
その後も牙はしばしば現れた。
いつも俺が煮詰まっているときにタイミングよく。
転職するときに後押ししてもらったり、プロポーズの勇気ももらった。
離婚する時も、そのとき子供を引き取る決心も牙の一言に救われた。
実家の両親に助けられてるとは言え、男手ひとつで女の子を育てていると、
いくつもの困難にぶつかったが、その度に牙は的確なアドバイスをくれた。

俺も40を過ぎ、娘は小6、困ったことはいろいろあるが、
自分を抑えて娘や周りの人間とうまくやっていける術がついてきた。
気づけば長いこと牙に会っていない。
俺が大人になるまで助けてくれていたのかもなあ・・・。

そんなこんなの今年の盆休み、娘を連れて旅行に出かけた。
例の高速代割引を狙ったせいでダダ混みだったが、普段あまりどこかに
連れて行くこともないから、娘も機嫌よく楽しい旅だった。
あるPAに立ち寄った時、俺は自分の目を疑い、固まった。

牙が居た。

25 名前:5/6[sage] 投稿日:2009/09/01(火) 11:23:18 ID:AkeBpdxc0

いつも、夜中に俺の部屋にしか現れなかった牙が、昼の日中にこんな人混みで。
ピンポイント一言だけ発して返事も聞かずに一瞬で消えていた牙が、
目の前にこんなに長く居る。
しかも・・・家族連れ。
イケメンの旦那にそれに似たイケメンの息子2人。
娘が「お父さん?知ってる人?」と聞く。
それに押されて思わず声をかけた。
「すみません。失礼ですが、○○さんではないですか?」
牙はびっくりして俺を見たが、きょとんとしている。
しまった!他人の空似か!
俺は非常に焦ったが、牙は「はい、旧姓は○○ですけど・・・」と
あっさり肯定した。
3人のイケメンと娘も俺を訝しげに見ている。
「ボク、K小学校で同じクラスだった□□です」
牙はしばし考え込んでいたが、
「もしかして、かっつん?」
思い出してくれた。
「小学校以来なのによく分かったねー!!」と懐かしそうに言ってくれた。
「生きていたのか!?」とは言わなかった。

今は大阪に居ることや、これから旦那さんの実家に帰省するところだということ、
長男が高2で次男は中2ということなど、簡単に近況を聞いた。
俺が「ちっとも変わってない」とか「小学生の頃、密かに人気があった」とか言い、
息子たちに「へ〜!」と言わせたことに気分よくしてくれたようだった。
しばらく話して、あの変わらない笑顔で手を振り高級車に乗って去って行った。
娘はお兄さん方のイケメンぶりにはしゃいでいた。

26 名前:6/6[sage] 投稿日:2009/09/01(火) 11:24:24 ID:AkeBpdxc0
さて・・・本人は覚えがなさそうなんで何も聞けなかったが、
大きな謎が残ったわけで。
数十年に渡って俺を支えてくれた牙は何だったんだ?
これから娘が思春期に突入していけば今まで以上の困難が待ってるであろうが、
生身の牙に出会ってしまった後も現れてくれるのか?
いや、たぶんこれからは俺自身が自分で切り開いていくべきなんだろう。
それが出来ると判断して(誰が?w)、会わせてくれたんだろう(だから誰が?w)。
俺の妄想だったにしては数学の問題なんかは説明つかないんだが・・・。
先祖か守護霊あたりが俺が素直に言うこと聞きそうな相手の姿で
現れてくれていたのか?
いろいろと更に妄想は膨らむばかり。

ひとつだけ言えるのは、牙が元気で生きていてくれたことが本当に嬉しい。
それと、ありがとう。
本人には言えないのでここで。
お兄さん

56 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2009/09/05(土) 23:09:00 ID:BVp/TQ4g0
724 :本当にあった怖い名無し:2009/09/04(金) 14:31:38 ID:0U0ZTix/0
うちの婆ちゃんから聞いた戦争のときの話。

婆ちゃんのお兄さんはかなり優秀な人だったそうで、
戦闘機に乗って戦ったらしい。
そして、神風特攻にて戦死してしまったそうです。

当時婆ちゃんは、製糸工場を営んでいる親戚の家に疎開していました。
ある日の夜、コツンコツンと雨戸をたたく音がしたそうです。
だれぞと声をかけども返事はなし、
しょうがなく重い雨戸を開けたのですが、それでも誰もいない。
婆ちゃんは、それになにか虫の報せを感じたそうで、
「兄ちゃんか?」と叫んだそうです。返事はありませんでした。
心霊
57 名前:56 続き[sage] 投稿日:2009/09/05(土) 23:10:15 ID:BVp/TQ4g0
その後戦争が終わり、婆ちゃんは実家に戻りました。
そしてお兄さんの戦死の報せと遺品、遺書が届いたそうです。
婆ちゃんは母親、他の兄弟たちと泣いて泣いて悲しみました。
遺書には、お母さんや他の兄弟について一人一人へのメッセージが書いてありました。
婆ちゃん宛には、次のように書かれていたそうです。

「キミイよ。兄ちゃんが天国いけるように祈ってくれ。弁当を食べてから逝くから、空腹の心配は無い。
 この国を、日本を頼んだぞ。負けても立ち上がれ、誇りを捨てるな。
 まずしくともよし、泥をかぶってもよし。かねを持っても、うまいものを食ってもよいのだ。
 ただひとつ心を汚すな。それが日本人だ。心を汚されたときこそ、おこれ。
 黄色のりぼんがよく似合っていた。兄はいつも共にある。うつくしくあれ、キミイよ。」
 
婆ちゃんは疎開先の製糸工場にいるとき、当時出来たばかりの新商品である黄色のヒモを
毎日お下げに巻いていたそうです。
お兄さんにその黄色のヒモを見せたことは一度も無かったので、
あの雨の日にワタシに会いに来たんだと、婆ちゃんは生涯信じていました。

心霊:オカルト:幽霊:恐怖

ストーカー
322 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2009/10/25(日) 15:48:05 ID:hxFrjdQWO
一人暮らしをしている大学生の男がいた。

男が住んでいるのはごく普通のアパートだが、たまにおかしなことが起こった。

大学から帰ってくるとカーテンの形やゴミ箱の位置などが微妙に変わっている気がするのだ。

最近は誰かにつけられてる様な気もしてきた、流石に気味が悪くなってきた男は大学の友人に相談した。

男が「もしかして…ストーカーかな?警察に言うのが一番良いと思うけど…警察は実際に被害が無いと動いてくれないって聞くしなぁ…どうしよ……。」
と困っていると、友人は「…じゃあ大学に行ってる間ビデオカメラで部屋を撮影しておいて、もしストーカーが部屋に侵入してるのが撮れたらそのテープもって警察に行けば良いじゃん、不法侵入してるわけだからさすがに警察も動いてくれるだろ。」
と具体的な解決策を提示してくれた、やはり持つべきは友!これは良い案だ!と思った男は早速次の日の朝、部屋にビデオカメラを設置して録画状態のまま大学へ行った。

大学から帰ってきた男は焦った、久々に部屋に違和感がある、「これは期待出来る、マジにストーカー写ってるかも…」と思いながらビデオの録画を止め、再生した。


しばらくは何も写らなかった。
しかし夕方になると、知らない女が包丁を持って部屋に入ってきたのだ。「…!!!!!!」ビビった男はすぐに友人に電話をかけた、「ヤッベー!写ってる写ってるストーカー写ってる!!!!」と若干興奮気味に伝え、それからは録画を見ながら友人に内容を実況した。
「ゴミ箱漁ってるよぉ…」「今度は服の匂い嗅いでる…キメェ!!」今までコイツは何回も来ていたのかと思うと、男は背筋が凍る思いだった。「これで警察も動いてくれるなぁ」と少しホッとしてると、画面の中の女は押入れに入った。
「うっわ…押し入れの中入ったよ、しかもなかなか出てこない……」などと友人と喋っていると、また誰かが部屋に入ってきた。

男は言葉を詰まらせた。
部屋に入って来たのは自分だった。
そしてビデオの中の自分はカメラに近付き録画を止める、そこでビデオは終わっていた。



325 名前:322つづき[sage] 投稿日:2009/10/25(日) 16:55:00 ID:hxFrjdQWO
背筋が凍りついた。このまま外へ逃げ出しても、背中から刺されるだけだろう。

男は意を決して押入れをそっと開けてみた。そこには・・・


包丁を握り締めて眠りこける女が。手元にはウサギさんに切られたリンゴ。
すると目覚めた女が「あ、お兄ちゃん・・・」
よく見ると近所のさおりちゃんではないか。俺をお兄ちゃんと慕ってくれている。

「もう、脅かそうと思ったのにぃ、寝ちゃった。えへ」


後の嫁である。
帰るコール
44 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/09/03(木) 17:36:32 ID:WBUewOi1O
知り合いのおばあちゃんの留守をちょっと頼まれた。
6時になると電話がなった。
出ようとすると切れる。
時間をおいて2コール、2回なった。

10分ほどするとガラガラと玄関の引き戸があく音。
見に行ったが誰もいない。
しばらくしておばあちゃんが帰宅。
こんなことがあった、何かいたずらされる心あたりはないか?と聞くとカカと笑われた。
曰く、
亡くなった旦那さんは帰るコールに2コール2回をかかさなかった。今でも電話してくれる。
ドアも新しいのにかえたのに、昔のたてつけの悪い引き戸の音をたてて帰ってきてる。
らしい。

たしかに引き戸はまだ新しく、どうやったってあんな音はでないだろう。

おばあちゃんは「私がいなくてきっとびっくりしたでしょう」って笑いながら、仏壇に買ってきたばかりのホープを添えてた。
祖父と祖母
35 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/09/02(水) 20:51:47 ID:fn0Wvpoe0
2度ほど不思議体験したのだが、怖い体験ではなかったので
どこに書き込もうかと思ったが、ぴったりのスレがここだったので書き込みさせてもらう。
100%正真正銘の実体験だ。

俺はあるお坊さんに非常にお世話になっていた。
人生相談やら、供養の件やら。
そのお坊さんが言うには、先祖の霊が悩んでいると。
なんでもお墓に子孫たちがお参りに来ない?んだとか。
更に墓石は黒御影石?でこれもよくないと。
墓は静岡にあったんだ。(俺は京都)

しばらくして両親が丁度、俺の住んでる近くへ引っ越すというので
いい機会だと思い、お坊さんの指示に従ってご先祖様の墓を京都へ移した。
黒だった墓石を白御影石にして。
墓が完成して、最初のお参りをしたその夜だった。

夢に、もう亡くなっている祖父と祖母が現れたんだ。
2人は優しい笑みを浮かべ、一言俺に言った・・・

”ありがとう・・・”

そのまま2人は、1階の部屋にある仏壇にスゥっと吸い込まれていった。
その時に目がさめたんだ。
もう朝だった。

俺の目には涙がとめどなくあふれ、枕が涙で濡れていた。
祖父と祖母に対して、あれほどいとおしいと思った事は無かった。

今でも思い出したら、涙が止まらなくなる。


36 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/09/02(水) 21:18:40 ID:fn0Wvpoe0
更にこれには続きがあるんだ。

お世話になっていたそのお坊さんが、ガン?で亡くなってしまった。
なんでも、ある家庭の供養に出かけた時に、そこの因縁?を受けてしまったとか。

当然、お葬式に出向き、お焼香した。
また、その後の事は、跡継ぎである息子さんにお世話になる事になった。

で、その4日後?の事だ。

2階で寝ていた俺は、急に金縛りにあった。
寝ているのか起きているのか解らない状態?だったような感じだ。

その時、右横にある窓から、そのお坊さんがスっと現れたんだ。
そのまま、寝ている俺の腹の上に立ち、見下ろしておられたんだ。

お坊さんは俺を確認?したあと、そのまま俺の体を通りぬけ、1階へ降りていった。

俺は何の怖さも感じず、そのまま眠りについた。


おそらくあれは、お付き合いのあった方々へ、順番に会いに廻っていたんじゃないかと思う。

今でも、そのお坊さんにはすごく感謝してるよ。


この2つの体験から、あの世?っていうか、魂だけの世界って、絶対あると思ったよ。


長文スマソ
ドライブ
24 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2009/10/08(木) 18:15:59 ID:oFD1ya1Z0
彼女乗せてバイクでドライブに行った時のことなんだが、ドライブした場所は、
いわいる峠で結構カーブが多い場所だった。で、しばらく走って、急カーブを
曲がったすぐのところに風で飛ばされたのか、横に倒れた看板があったんだ。
しかも、だいたい首の位置。咄嗟のことだったから、俺は「伏せろ!!」って
叫んでそのまま突っ込んじゃったんだ。伏せて目をつぶって一秒位たったのか、
目を開けると、走ってくバイクと彼女の背中が見えた。だけど、何故か俺は、
後ろに彼女の気配を感じた。
長髪

149 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2009/10/17(土) 05:03:17 ID:867zdcWsO
長いけど怖いから読んでください。

出張だった時に泊まった郊外のビジネスホテルでの話。

飯は外で済ませてホテルにチェックイン。深夜の1時を回ったくらいでホテルは静まりかえっていた。6階の一番奥の部屋。せまいけど小綺麗なユニットバスで体を流し、疲れていたのでテレビを見るでもなくすぐに寝ようと思い、2時には消灯。

はぁ、今日は疲れたなぁ。と独り言をつぶやいて目を閉じる。


うとうとしてきた時にふと ザー ザー ザー っと何かを引っ掻くような音が聞こえてきた

やたらとハッキリと聞こえる。 真っ暗な部屋。見える光と言えばドアの下の廊下の電気のわずかな光

ドアの下の光に目をやると 人間の手のようなものが床のじゅうたんを爪を立てて引っ掻いている。 ザー ザー ザー っと。 しかもその手はドアの外ではなく明らかにドアの内側で動いている。

今自分に見えるのは手の影とドアの下のわずかな光。
電気のスイッチはドアの横にある。何があるか確かめたいが、怖くて動けない。
我慢できなくなりとうとう 誰だ! と叫んだ。 すると手は引っ掻くのをやめ、手も消えた。

幽霊…?と思ったが、取り合えず電気をつけて状況を確かめたかった。 ドアまで走って電気をつける。

振り替えって部屋を見渡す。 窓がいつの間にか開いていて、そこから真っ黒な床まである長髪を引きずりながら何かが飛び降りていった